蒼穹楼

クレ海至上主義の管理人がおくる、妄想小説連載ブログ。

自然発生的欲求論

海誕企画★2013

だが748年目の今、ひょっとしたら私の人生は、その行先を変えつつあるのかもしれない。

本文は「続きを読む」からどうぞ。





 窓から吹き込んでくる風が、ふわりと藁半紙の上で薫る。その香りに誘われるように、走らせていた羽根ペンを止め、そっと顔を上げた。執務室の三分の一は占領していようかというほど大きな机のその向こう側に、ソファに腰掛けて本を読んでいる海の姿がある。足を伸ばし、すっかりくつろいでいることは、その表情からも見て取れる。彼女が変わらずそこにいることを知って、柄にもなくほっとする。
 海に気づかれぬよう小さくほほ笑んで、再び手元に視線を落とす。今となっては書き慣れた自分自身のサインをして、最後に朱印を押す。その書類を、すでにうず高く積まれた自身の左側にある書類の山の天辺に乗せると、次の書類をと、今度は右側へ手を伸ばす。しかし、そちらにできた山の高さは左側にできたものの優に倍以上はあった。伸ばした手を止め、椅子に深く身を沈める。堪え切れずにため息をついた。

「どうしたの?」
 読んでいた本をパタンと閉じ、海が小首を傾げる。その反応を見て初めて、今のため息が思った以上に大きな音となっていたことに気づかされる。おもねるように笑い、私はかぶりを振った。「だいじょうぶだ」という意味だった。

 書類の山ができているのは、机の両側だけではない。右斜め後ろにはもうひとつ、机上右側にある山と同じくらいの高さを誇る山ができていた。それぞれの山が意味するところは、

左側:サイン済み
右側:サイン待ち
右斜め後ろ:サイン保留

 である。すぐにサインできかねる書類は、一旦保留ということで、右斜め後ろに積んである。つまり、最終的にサインをしなければならない書類は、右側に積まれた分と合わせて二山分あるということだ。そんな状況では、ついうんざりとため息をついてしまうことも許してほしいと、嘆きたくもなる。

 書類にサインをするという行為は、他国との交流が生まれるまで行ったことはなかった。決まりごとを形に残しておくために、セフィーロであれば、杖を一振りすればいいだけのことだった。しかし、そのような『魔法』が存在しない他国とのやり取りの中で決まったことについては、そうはいかない。決められた事柄については、セフィーロを除く三国では書類として残しておく必要があるのだという。つまり、決まりごとができるたびに、サインをしなければならない書類ができるということだった。

 サインをする、ということ自体はさほど苦痛ではない。もっとも、最初はずいぶんと苦痛だった。慣れないそれを十枚も続けて書いていれば、たちまち腱鞘炎になったものだ。今はすっかり慣れたので、ある程度手の抜き方を覚え、さすがに腱鞘炎になるようなことはなくなった。だが、苦痛なのはサインをすることではない。サインをするに至るまでの過程が、重労働なのである。

 城付きの魔導師が、毎朝郵便物とともに他国から送られてきた大量の書類を私の執務室に届けてくれる。その中には当然、私が先頭に立って決めた事柄に関する書類もある。そういったものについては、内容を熟知しているので、さっと目を通しただけですぐにサインをすることができる。しかし、私が関知していないところで決められた事柄に関する書類は、そうはいかない。それらはまず、内容の確認をしなければならないのだが、その確認作業がとにかく一苦労だった。そして、持ち込まれる書類の大半について、そうしなければならなかった。
 少しでも内容に不備があると認めたものに関しては、必ず一度担当者に突き返している。そんなことを繰り返していると、たった一枚の書類にサインをすることができるようになるまで何時間も掛かることもあり、まったく仕事ははかどらなかった。

「中身なんて見ないで、さっさとサインだけしちゃえばいいのに。何か問題があるようなことを、この国の人が決めるとは思わないけど」
 一度、あまりにも盛大なため息をついてしまった私を見兼ねたのだろう、海にそう言われたことがある。聞けば、海たちの世界でもこうして書類にサインをすることを求められる人間が数多いるのだという。彼らは大抵、中身を見ることなくサインしてしまうらしい。いちいち中身の確認などしていられない、というのがその理由だそうだ。

 確かに海の言うことは一理ある。問題があるような決まりごとなど、セフィーロの人間は制定しないだろう。律儀な確認作業を行うことで、自分で自分の首を絞めているということは否定できない。しかし内容の不備がどうこうというのではなく、中途半端な仕事はしたくないというのが本音だった。セフィーロに関わることならば、たとえどんな些細なことであっても、でき得る限り把握しておきたかった。

 だが、仮にそうだとしても、この状況は果たして好ましいと言えるのだろうか。きょとんと小首を傾げた海を机越しに真っすぐ見やり、思案した。
「え……あの、クレフ?」
 何も言わないまま向けられる視線に困惑したのか、海が頬をほんのりと染めて忙しなく瞬きをする。
 その海の表情を見た瞬間、私の心は決まった。というより、心の中で張り詰めていたものが、ぷつりと切れた。

「ウミ」
「はいっ」
 突然立ち上がった私に驚いたのか、海がいつになくトーンの高い声で返事をして背筋を伸ばした。そんな彼女の様子に苦笑しながら、そばの衣紋掛けに掛けていた自身のローブと杖を手に取る。
「出かけるぞ」
「えっ?」
 目を丸くしている海の手を取り、彼女から漏れた小さな悲鳴は聞き流して、私はバルコニーへと向かった。
「ちょっ、ちょっと、クレフ?」
 バルコニーに出て海の手を離すと、すっと首をもたげ、口笛を吹いた。一瞬の静けさの後、下の湖で水浴びをしていたフューラがにゅっと顔を出す。びちびちとフューラが尾を振ると、水しぶきが全身を冷やした。
「乗れ、ウミ」
「え? で……でも」
「いいから」
 何をためらうことがある。そう言って海の手を引き、そのままフューラの方へと導く。フューラはといえば、二人が乗り込むのを準備万端で待ち構えている。私は軽く杖を振るうとバルコニーの柵を消し、空いたスペースから海をフューラの上へと乗り上げた。彼女の前に自分も乗り込む。混迷を深める海をよそに、フューラの耳元にそっと手を当てると、「遠くへ」と囁いた。その声を聞くやいなや、フューラはそれは楽しそうに空へと向かって泳ぎ出した。

***

 思えば、こんな風にセフィーロを上空から眺めるのも久しぶりのことだ。しばらく見ていない間に、また新しい土地が創造されたようである。人々の『信じる心』が力になる、その真の『理』を目の当たりにして、緩む口元を抑えられなくなる。
「ねえ、クレフ。こんなことして、だいじょうぶなの?」
 しかし、海がそれほどまでに不安げな表情を浮かべることは意外だった。てっきりもっと喜んでくれるものと思っていたのだ。何しろ、二人きりでどこかへ出かけるのは、今のような関係になってからはこれが初めてのことだったのだから。
「私にも、たまには休息が必要なのだ」
 そう言ってにやりと笑い、再び視線を眼下へと向ける。吹き付けてくる風が心地よい。確かに、いつもいつも屋内に籠もりきりというのはよくない。深呼吸をすると、まるで血液がすっかり入れ替えられるような感じがする。
 「たまには外に出たい」と思ったということも、もちろん理由としてはある。だが、こうして外へ出ようと決意するに至ったもっとも大きなきっかけは、先日夕食の席でフェリオがこぼした愚痴にあった。


 その日、フェリオはいつになく浮かない顔をしていた。浮かないだけで、深刻だったわけではない。人に言えないような重大な悩みを抱えているというわけではなさそうだった。しかし、普段の快活な彼とは少し違うオーラが漂っていることに、そのとき食卓を囲んでいた面々は気づいていた。

「フェリオ、どうしたの? なんか元気ないけど」
 そう声を掛けたのは、フェリオの向かい側に座っていたアスコットだった。その声に、円卓を囲んでいたランティス、ラファーガ、プレセア、カルディナ、そして私の視線が、一斉にフェリオへと向かった。
「いや、大したことじゃないんだけどな」
 フェリオは言いよどむでもなく、手にしていたカトラリーを置くと静かに口を開いた。まるで、誰かが問いかけてくれるのを待っていたかのような言い方だった。そしてはあっと息をつき、言った。
「最近、フウとの過ごし方がマンネリ気味なんだよ」
 その瞬間、ほかの六人は同時に顔を見合わせ、瞬きをした。――なるほど。つまり、惚気か。
「いろいろ連れていくったって、限界があるだろ?」
 顔を引き攣らせた面々の様子にはまったく気づかず、フェリオは続けた。
「何かこう……たまには違うことがしたいなぁと思ってさ」
「そ……そうなんだ」
 アスコットの強張った横顔には、「聞かなきゃよかった」と書いてあった。

 異世界から三人の少女たちがやってくるとき、風は専らフェリオと過ごす。それはもう、人々の間では暗黙の了解となっていた。普段二人がどのようにして過ごしているのかは知らないが、いつも大抵二人でどこかへ行っていることが多かった。もう、彼女たちと出逢って三年が経つ。これほどの間、週に一度と言えども交流を続けていれば、向かう先のアイディアも尽きるというものなのだろうか。

 そこまで考えたとき、はたと思い当ったのだ。風がフェリオと、光がランティスと過ごすように、海は専ら、こちらの世界へやってきたときは私と過ごしている。それはつまり「そういうこと」なのだが、私と海との関係は、ほかの二組とは異なり、一緒にどこかへ出かけたりということはほとんどない。それはひとえに、私がそれほどまとまった時間を取れないということに起因していた。

 いい仲の男女がそろえば、女性はどこかへ出かけたり、甘い時間を過ごしたりしたいと思うものだと、以前カルディナは熱弁していた。程度の差こそあれ、カルディナの言うとおりだと私も思う。それは自然発生的欲求で、何もおかしいことでも、わがままでもない。しかしそういう観点から見れば、海は「特殊」だ。彼女は、二人でどこどこへ行きたいとか何かをしたいといった類の欲求を、一切口にしない。ただ、私が行くところがあればそこについていく、私がすることがあるのならそれを見ている、と言うばかりだ。「ただそばにいるのが嬉しい」――それが、海の口癖だった。

 それは、言われる方としては嬉しくないわけがない言葉だ。しかし、と思い直す。そんな海の優しさに、少し甘え過ぎていたのではないだろうか。私がしかめっ面をして机に向かっている間ひたすら本を読んでいる彼女を見たとき、さすがにだめだと強く思った。
 フェリオと風がそうする(であろう)ように、二人きりで執務室にいたからといって甘い時間を過ごすわけでもない。かといって、ランティスが光とそうするように剣の手合わせをするわけでもない。ほんとうに、ただそばにいて、ただそれぞれに異なることをやっているだけだ。それではあまりにもあんまりではないか。

「どうかしたの? クレフ」
 さらりと長い髪を風に靡かせてこちらを覗き込んできた海の声で、私はわれに返った。「いや」とかぶりを振り、斜め後ろにちらりと目を向ける。不思議そうな顔をした海は、「そう?」とどこか腑に落ちない様子だったが、それ以上問い詰めようとはしなかった。

 気を遣っているな、と思う。どちらが、ということではない。二人とも、互いに互いを気遣って、思うことを言えずにいる気がする。特に海はその傾向が顕著だった。こういう関係になる前はそうでもなかった。むしろ彼女は、おせっかいを焼くようなことをせっせと言ってきていた。しかし二人だけの関係に落ち着いた一年ほど前から、気恥かしいのか、そういうことをあまり口にしなくなった。「女性は奥ゆかしい方がいい」とでも思っているのかもしれないが、こちらとしては、いまいち調子が狂う。
「ウミ――」
『導師クレフ!』
 体の向きを海の方に変えて「そんなに気を遣わなくてもいい」と言いかけた私の声は、突如脳内に轟いた別人の声で掻き消された。

 ――もうばれたのか。眉間に皺を寄せ、今となってははるか遠くに見えている城を一瞥する。聞こえてきた声には答えなかった。
「え、プレセア?」
 しかしまさか、その声が海にも届いていたとは思わなかった。私は慌てて口元に人差し指を立て、「しっ!」と言ったのだが、時すでに遅かった。
『ウミ! やっぱりあなたも一緒なのね? お願い、導師クレフを連れ戻して!』
「つ……連れ戻す?」と海は私を見て言った。「でも、フューラは私の言うことは聞いてくれないし……」
『いいから!』とプレセアはぴしゃり言った。『今日中にどうしてもサインしていただかなくてはならない書類が、山ほどあるのよ』
 海の瞳が、困り果てて潤む。フューラの上で立ってバランスを取っている私に対して、海はちょこんとしゃがんでいるから、今、二人の目線の高さは普段とは逆になっている。最近気づいたことだが、私はこの、上目遣いでこちらを心配そうに見てくる海の視線に弱い。

 一度大袈裟に肩を上下させてから、仕方なしに、「プレセア」と口を開いた。
「今日ばかりは見逃せ。私にも、たまには休息が必要なのだ」
『今日ばかりは見逃せませんわ! もう、あなたのサインを待って、各国の使者の方々がいらしてるんですもの』
「そう冷たいことを言うな。お前と私の仲だろう」
 一瞬、向こう側でプレセアがぐっと言葉に詰まった気配がする。これはいけそうだ、と思ったのだが、
『なんと言われても、戻って来ていただかなければ困ります!』
 どうやら彼女も、今日は一歩も引かないつもりらしい。これ以上の会話は無用だと諦めて、私はため息をついた。
「夕方までには戻る」
『ですから、それでは――』
 私はさっと手を払った。するとフューラごと薄い金色の膜に包まれ、同時にプレセアの声も聞こえなくなった。

「クレフ……」
 訴えかけるような海の視線を受け、私は苦笑した。
「すまなかった。どこか行きたいところはあるか」
 海が考え込むように視線を落とす。今はとにかく、彼女の思うとおりのことがしたかった。罪滅ぼしの意識故なのかはよくわからないが、せめて今日くらいはという気持ちが、プレセアの邪魔が入ったことによって、皮肉にもますます強まっていた。

 だが、やがて吹っ切るようにこちらを見上げた海は、静かにほほ笑みながらかぶりを振った。
「お城に戻りましょう、クレフ」
 私は驚いて目を瞠った。
「なんだって?」
 あるいは聞き間違えたのかとも思った。だが、海は特に無理をしているようでもなしにほほ笑んでいる。俄かには信じられなかった。どこか頭を打ったのか、とまで思った。だが、違ったようだ。
「私が退屈してるんじゃないかと思って、連れ出してくれたんでしょう?」と海は言った。「クレフの気持ちは、とても嬉しいわ。でも、あなたを必要としている人が、お城で待ってるでしょう」
「しかし、それでは――」
「いいの」と海はふるふると首を振った。「私、ほんとに、クレフのそばにいるだけでいいの」
「……ウミ」
 頬をほんのりと染めた海が、にっこりと笑う。そして杖を持たない方の私の手を、そっと両手で包み込んだ。それはとても控え目な握り方だった。
「クレフがやりたいことをやって。私の幸せは、クレフの幸せだから」
 言いながら、海の頬の赤みが増していく。ちらりと一瞬上目遣いにこちらを見てから、海は静かに視線を落とした。

 ――私が、やりたいこと。
 これまで私には、「やりたいこと」などあまりなかった。このセフィーロで生きるすべてのものが幸せでいてくれることが私の『願い』で、その『願い』のために、「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」を、淡々とやってきた人生だった。
 そんな人生が、死ぬまで変わらず続いていくのだろうと思っていた。だが748年目の今、ひょっとしたら私の人生は、その行先を変えつつあるのかもしれない。
 伏せられた海の睫毛を見ながら、私はふっとほほ笑んだ。
「ウミ」
 離れていこうとした海の手を、そうはさせまいと今度は私がぎゅっと握り、名を呼んだ。反射的に顔を上げたその瞬間を狙うように身を屈める。そして彼女のバラ色の頬に、そっと唇を寄せた。

 名残惜しくも唇を離すと、至近距離で見つめた海の瞳は、見開かれたまま固まっていた。きょとんとして私が一度瞬きをすると、海の顔が茹でダコのように真っ赤になった。
「な……な……!」
 その表情がおかしくて、私は思わず吹き出した。
「今、したいと思ったことをしたのだ」
 そうしろと言ったのはお前ではないか。そう言って手を離すと、口をぱくぱくと動かしながら海が視線を彷徨わせる。そんな風にわれを失った海を見るのは久しぶりのことで、私は笑みを絶やすことができなくなる。

「城に戻ろう」
 言うと、フューラがこちらを見上げてきた。「もう帰るの?」と問うてくるその瞳に、「帰ったらまた水浴びをさせてやる」と言えば、嬉しそうに尾を跳ね上げた。
 未だ真っ赤になっている海をよそに、セフィーロ城へと向きを変えていくフューラの上で、爽やかな風を受ける。いつになくすがすがしい気持ちだった。
 時には考えるより先に行動するということも大切なのかもしれない。そうしなければ越えられない線もある。何よりも、「愛」という感情はやはり、理屈ではなく本能で貫くものなのだろう。

 これからは、自然発生的な己の欲求のままに行動してみようか。含み笑った私を、海は知らない。彼女がその欲求に攻められる日は、もうすぐそこまで近づいている。




自然発生的欲求論 完





こうして生粋のサディストは目覚めるんですよ、っていうストーリーでした(違)

セバスチャンさんからのリクエストで、「初デート、もしくは二人で出掛ける話」でした。『風見鶏』後日談という設定です。
付き合いたての頃の話をクレフ視点・海視点両方から見たいとのことだったので、「風見鶏」は海視点、「自然発生的欲求論」はクレフ視点にしてみました。
セバスチャンさん、素敵なリクエストをありがとうございました^^

2013.03.04 up / 2013.08.29 revised




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Author:篁かすみ
篁かすみ(たかむら・かすみ)と申します。
都内某所にひっそりと生息。
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